
三井住友ゴールドNLもコスパに優れたカードだけど、プラチナプリファードとどちらがお得なのかしら?



どちらのカードも年会費がかかるんだけど、ゴールドNLは100万円利用で年会費が永年無料となるんだよね。



いわゆる「損益分岐点」の観点で説明すると以下↓となるよ!
三井住友カードゴールドNLとプラチナプリファードどちらがコスパ最強か?
先に結論からお伝えします。
年間300万以上決済・・・プラチナプリファードがお得
年間300万未満の決済・・・ゴールドNLがお得
プラチナプリファードとゴールドNLの比較表
項目 | 三井住友 プラチナプリファード | 三井住友カード ゴールド(NL) |
---|---|---|
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年会費 | 33,000円(税込) | 5,500円(税込) |
通常利用還元率 | 海外での外貨決済時 3.0% | 1.0%(税込100円で1pt)0.5%(税込200円で1pt) |
クレカ積立還元率 | 1.0~3.0% | 0%~1.0% |
対象店舗還元率 | 最大20.0% | 最大20.0% |
プリファードストア(特約店)あり | あり(最大10.0%) | なし |
カードブランド | VISAのみ | VISA/MasterCard 選択可 |
カード利用枠 | 原則 ~500万円 | 原則 ~200万円 |
保険補償 | 海外・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 お買物安心保険:年間500万円 選べる保険制度 | 海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円 お買物安心保険:年間300万円 選べる保険制度 |
コンシェルジュ・サービス | あり | なし |
継続特典 | 前年100万円利用ごとに10,000pt (最大40,000ptまで) | 前年100万円利用で10,000pt (最大10,000ptまで) |
その他 | ※入会または切替月の3か月後末までに40万円利用で付与 | 新規入会&利用特典 40,000pt100万円以上利用で翌年以降年会費永年無料 |
どちらも年会費が発生するものの、ゴールドNLは年間100万円利用で翌年度以降は年会費永年無料という特典があるため、年会費というコストという観点ではゴールドNLの方が有利と言えます。
しかしながら、年会費という観点のみでこの2つのカードを比較しても、どちらがコスパに優れるかを結論づけることはできません。
プラチナプリファードの方がゴールドNLよりも年会費以上にコスパに優れているのであればプラチナプリファードがオススメということになります。
まずは、プラチナプリファードとゴールドNLそれぞれの特徴を見てみましょう。
インビテーションがあるのか、年会費を無料にできるのか、気になる方はこちら


三井住友カード ゴールド(NL)の特徴


- 年間100万円以上の利用で年会費が永年無料となる
- 毎年、年間100万円以上の利用で10,000ポイント(ただし100万円達成の1回のみ)
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20.0%還元
- SBI証券口座でのクレカ積立最大1.0%還元
1.年間100万円以上の利用で年会費が永年無料
三井住友カード ゴールド(NL)は通常年会費5,500円が発生します。
ただし、年間100万円以上使用することで翌年以降の年会費が永年無料となります。
この年会費の永年無料特典は、ゴールドNLの最大のメリットといっても差し支えありません。
年間100万円の使用と聞いたときに、一見ハードルが高いように見えます。
しかし、1ヶ月あたりに置きなおすと85,000円以上の利用のため、生活費を現金ではなくクレジットカードに集約した時には達成可能な金額と考えられます。
今ご使用のカード明細を見ていただき、月にどれくらい使用しているかご確認ください。また、複数のカードを使用している方は合算してみてください。
想像していたよりもカードを利用しているということはないでしょうか。
留意点としては、クレカ積立での利用金額は年会費無料の対象使用額から集計対象外となりますためご注意ください。
2.毎年、年間100万円以上の利用で1万ポイント(ただし100万円達成の1回のみ)
三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上利用すると継続特典として1万ポイントがもらえます。
この1万ポイントは通常ポイント(還元率0.5%)とは別でもらえるため、通常ポイント分と合わせると1万5千ポイントがもらえることになります。
還元率に置きなおすと1.5%になります。 この特典は初年度の一回限りではなく、条件を達成すれば毎年継続的に受け取ることができます。
ただし、100万円のあと、例えば200万円使用したとしても1万ポイントはもらえません。
そのため、ゴールドNLは100万円ぴったり使用した時の還元率1.5%がMAXで、100万円利用の達成後は使用するほど還元率が下がっていくこととなります。
3.対象のコンビニ・飲食店で最大20.0%還元
以下の対象店舗では、還元率が大幅にアップします。これはプラチナプリファードでも適用されますが、ゴールドNLでも同様に適用されます。
ここでは、ゴールドカードであってもプラチナプリファードと同一の特典を受けられるという意味で、特徴として挙げています。
対象店舗
●セイコーマート ●セブン-イレブン ●ポプラ ●ローソン ●マクドナルド ●サイゼリヤ ●ガスト ●バーミヤン ●しゃぶ葉 ●ジョナサン ●夢庵 ●その他すかいらーくグループ飲食店 ●すき家 ●はま寿司 ●ココス ●ドトールコーヒーショップ ●エクセルシオール カフェ ●かっぱ寿司 など
4.SBI証券口座でのクレカ積立が最大1.0%還元
三井住友カード ゴールド(NL)を利用してSBI証券口座でクレカ積立を行うと最大1.0%の還元が受けることができます。
年間10万円以上で0.75%、年間100万円以上の利用で1%還元となります。
三井住友カード プラチナプリファードの特徴


- 入会特典4万pt(一度っきり)
- 継続特典最大4万pt
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20.0%還元
- プリファードストア(特約店)の利用で最大+9%還元
- クレカ積立での還元率最大3.0%
- コンシェルジュサービス(VPCC)が利用できる
カードのデザインをもっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。


1.入会特典4万pt(一度っきり)
三井住友カード プラチナプリファードは入会特典があります。入会月から3ヶ月後の月末までに40万円以上の利用を達成した場合、4万ポイント受け取ることができます。
つまり、この入会特典を受けとることができれば、初年度は年会費(33,000円)以上のポイント還元を受けることができるため実質的に初年度年会費は無料です。
2.継続特典最大4万pt
三井住友カード プラチナプリファードは前年の利用額が100万円を超えるごとに1万ポイントのボーナスポイントを受け取ることができます(最大4万ポイントまで)。
ここがゴールドNLとの大きな違いです。
ゴールドNLは年間100万円の利用額を達成した後、次の200万円使用でのボーナスポイントはなく、還元率のMAXは1.5%でその後使用するほど徐々に減少していく特徴がありました。
プラチナプリファードはこの点年間400万円使用までは、100万円利用を達成した後もボーナスポイントをもらうことができます。
3.対象のコンビニ・飲食店で最大20.0%還元
対象店舗では、還元率が大幅にアップします。これはゴールドNLでも適用されますが、プラチナプリファードでも同様に適用されます。
4.プリファードストア(特約店)の利用で最大+9%還元
プリファードストアに加盟している80店以上ものサイトや店舗において、プラチナプリファードを利用することで通常の1%に加えて特約店のポイントが加算(最大+9%)されます。


5.クレカ積立で還元率最大3.0%
三井住友カード プラチナプリファードの最大のメリットはSBI証券でのクレカ積立で最大3.0%のポイント還元を受けれることにあります。
そのため、プラチナプリファードを発行する際は、このSBI証券のクレカ積立をするかどうかで年会費の元を取れるかどうかが大きく変わってきます。
年間利用額 | 300万円未満 | 300万円以上 | 500万円以上 |
---|---|---|---|
ポイント付与率 | 合計1.0% (内訳) 基本ポイント1.0% | 合計2.0% (内訳) 基本ポイント1.0% + 年間積立合計金額の1% | 合計3.0% (内訳) 基本ポイント1.0% + 年間積立合計金額の2% |
仮に、クレカ積立の現時点における上限である毎月10万円の積み立てをしていた場合、プラチナプリファードは月最大3千ポイント、年間では最大3万6千ポイントがもらえます。
ゴールドNLではクレカ積立の還元率が最大1%のため、毎月1千ポイント、年間では1万2千ポイントであるため、年間2万4千ポイントの差が生まれます。
6.コンシェルジュサービス(VPCC)が利用できる
Visaが提供する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」を24時間365日利用することができます。レストランの予約案内やご旅行のサポートなど相談することができます。
これはゴールドNLにはない大きなメリットの1つといえるでしょう。
コスパの考え方でお金に対するコスパもあれば、時間に対するコスパ(タイムパフォーマンス)もあります。
コンシェルジュサービスを利用することで、例えば会食のお店選びをコンシェルジュにお任せし自分はその間別のことに時間を使うことができます。
VPCCの場合、業務の依頼を電話だけでなくLINEやメールで行うこともできるため、隙間時間の有効活用にはもってこいのサービスといえます。


結論:年間300万円以上利用する方はプラチナプリファードがお得
ゴールド(NL)は年会費が5,500円であるため、ゴールドカードの中では高いわけではなく、また、年間100万円利用すると次年度以降の年会費が永久無料となります。
ゴールドカードで年会費無料の特典を受けられるのはお得といえます。
そして、プラチナプリファードは年会費が33,000円かかってしまうため、三井住友ゴールド(NL)と比較するとどうしても割高に見えてしまいます。
しかしながら、基本還元率が1.0%と高く、300万円利用でクレカ積立の還元率5.0%を限度額まで利用した場合は3万ポイントがもらえ年会費のほとんどをカバーできてしまいます。
年間300万円まで使用した場合、基本還元率1%(プラチナプリファード)と0.5%(ゴールドNL)の差は、1万5千ポイントです。
加えて、継続特典としてゴールドNLはボーナスポイント1万ポイントに対して、プラチナプリファードは3万ポイントもらえます。そのため、継続特典の差は2万ポイントです。
この2つを合計した3万5千ポイントはプラチナプリファードの会費33,000円を超えます。
さらにクレカ積立を限度額の月10万円まで行っている場合、プラチナプリファードはクレカ積立2%還元(300万円以上500万円未満)であるため1%還元のゴールドNLよりも1万2千ポイント多くもらえます。
そのため、クレカ積立分を除いて年間300万円利用する方は迷わずプラチナプリファードがコスパ最強といえます。
また、プリファードストア(特約店)の存在も見逃せません。ホテル予約やふるさと納税に利用することでさらなるポイントの獲得が期待できます。
加えて、プラチナプリファードはゴールドNLにはないコンシェルジュサービス(VPCC)があるため、時間の節約という意味では非常に大きな役割を果たします。
年間300万円以上使用する方はプラチナプリファードをぜひ検討してみてください。
年間300万円以上の利用はプラチナプリファードに切り替えた方が良いとの声も。
あー🙄
— 𝓛𝓸𝓾𝓲𝓼 𝓙𝓲𝓵𝓵 ♚ (@breluti) June 27, 2025
三井住友ゴールドNLなのに、損益分岐点を超えて使ってしまってる…
毎年年間300万円以上使ってるし、プラチナプリファードに切り替えたほうがいいよな〜…🤔
貯めたVポイントの使い道はこちらの記事で詳細に解説しています。


プラチナプリファードのお得な入会方法
プラチナプリファードは入会特典の4万ポイントで1年分の年会費を回収することができますが、ある方法で申し込みすると更に追加で1万ポイントが付与されるお得な入会方法があります。
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【+10,000ポイント特典について】
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利用額によって、どちらのカードがコスパに優れるのかが変わるのね。



自分でも年間どれくらいカードを利用しているか実際のところ把握していないなぁ。。。



年間カード利用額を一度集計してみて、プラチナプリファードかゴールドNLどちらがお得か考えてみよう!
ゴールドとの比較ではなく三井住友カードのプラチナプリファードとOliveフレキシブルペイのプラチナプリファードを比較したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。


ここまで読んでくださってありがとうございます。
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