三井住友ゴールドNLもコスパに優れたカードだけど、プラチナプリファードとどちらがお得なのかしら?
どちらも年会費がかかるんだよね、うーん。。。
いわゆる「損益分岐点」の観点で説明すると以下↓となるよ!
三井住友カードゴールドNLとプラチナプリファードどちらがコスパ最強か?
先に結論からお伝えします。
年間200万以上決済・・・プラチナプリファードがお得
年間200万未満の決済・・・ゴールドNLがお得
【重要】クレカ積立の還元率改定について
プラチナプリファードのクレカ積立に係るポイント付与率は、従来は5%でしたが、2024年11月1日(金)の買い付け分以降に改定がされますのでご注意ください。
改定内容は次のとおりです。
・カード利用額が年間500万円以上の場合、ポイント付与率は3%
・カード利用額が年間300万円未満の場合、ポイント付与率は1%
(参考までに)この改定に伴って、管理人はアメリカン・エキスプレスのゴールドプリファードにメインカードを変更してるよ!
年間200万円以上利用かつカードの更新で高級ホテル1泊が無料がプレゼントされるのは良いなぁ。
あと、Amazonとヨドバシで3%還元もあるし、スターバックスカードへの入金で20%キャッシュバックもお得だね!
プラチナプリファードとゴールドNLの比較表
項目 | 三井住友 プラチナプリファード | 三井住友カード ゴールド(NL) |
---|---|---|
年会費 | 33,000円(税込) | 5,500円(税込) |
通常利用還元率 | 海外での外貨決済時 3.0% | 1.0%(税込100円で1pt)0.5%(税込200円で1pt) |
クレカ積立還元率 | 5.0% | 1.0% |
対象店舗還元率 | 最大7.0% | 最大7.0% |
プリファードストア(特約店)あり | あり(最大10.0%) | なし |
Vポイント有効期間 | 4年間 | 3年間 |
カードブランド | VISA | VISA/MasterCard 選択可 |
カード利用枠 | 原則 ~500万円 | 原則 ~200万円 |
保険補償 | 海外・国内旅行傷害保険:最高5,000万円 お買物安心保険:年間500万円 選べる保険制度 | 海外・国内旅行傷害保険:最高2,000万円 お買物安心保険:年間300万円 選べる保険制度 |
コンシェルジュ・サービス | あり | なし |
継続特典 | 前年100万円利用ごとに10,000pt (最大40,000ptまで) | 前年100万円利用で10,000pt (最大10,000ptまで) |
その他 | ※入会または切替月の3か月後末までに40万円利用で付与 | 新規入会&利用特典 40,000pt100万円以上利用で翌年以降年会費永年無料 |
どちらも年会費が発生するものの、ゴールドNLは年間100万円利用で翌年度以降は年会費永年無料という特典があるため、年会費というコストという観点ではゴールドNLの方が有利と言えます。
しかしながら、年会費という観点のみでこの2つのカードを比較しても、どちらがコスパに優れるかを結論づけることはできません。
プラチナプリファードの方がゴールドNLよりも年会費以上にコスパに優れているのであればプラチナプリファードがオススメということになります。
まずは、プラチナプリファードとゴールドNLそれぞれの特徴を見てみましょう。
インビテーションがあるのか、年会費を無料にできるのか、気になる方はこちら
三井住友カード ゴールド(NL)の特徴
- 年間100万円以上の利用で年会費が永年無料となる
- 毎年、年間100万円以上の利用で10,000ポイント(ただし100万円達成の1回のみ)
- 対象のコンビニ・飲食店で最大7.0%還元
- SBI証券口座でのクレカ積立1.0%還元
1.年間100万円以上の利用で年会費が永年無料
三井住友カード ゴールド(NL)は通常年会費5,500円が発生します。
ただし、年間100万円以上使用することで翌年以降の年会費が永年無料となります。
この年会費の永年無料特典は、ゴールドNLの最大のメリットといっても差し支えありません。
年間100万円の使用と聞いたときに、一見ハードルが高いように見えます。
しかし、1ヶ月あたりに置きなおすと85,000円以上の利用のため、生活費を現金ではなくクレジットカードに集約した時には達成可能な金額と考えられます。
今ご使用のカード明細を見ていただき、月にどれくらい使用しているかご確認ください。また、複数のカードを使用している方は合算してみてください。
想像していたよりも利用しているということはないでしょうか。
留意点としては、クレカ積立での利用金額は年会費無料の対象使用額から集計対象外となりますためご注意ください。
2.毎年、年間100万円以上の利用で1万ポイント(ただし100万円達成の1回のみ)
三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上利用すると継続特典として1万ポイントがもらえます。
この1万ポイントは通常ポイント(還元率0.5%)とは別でもらえるため、通常ポイント分と合わせると1万5千ポイントがもらえることになります。
還元率に置きなおすと1.5%になります。 この特典は初年度の一回限りではなく、条件を達成すれば毎年継続的に受け取ることができます。
ただし、100万円のあと、例えば200万円使用したとしても1万ポイントはもらえません。
そのため、ゴールドNLは100万円ぴったり使用した時の還元率1.5%がMAXで、その後は使用するほど還元率が下がっていくこととなります。
3.対象のコンビニ・飲食店で最大7.0%還元
以下の対象店舗では、還元率が大幅にアップします。これはプラチナプリファードでも適用されますが、ゴールドNLでも同様に適用されます。
ここでは、ゴールドカードであってもプラチナプリファードと同一の特典を受けられるという意味で、特徴として挙げています。
対象店舗
●セイコーマート ●セブン-イレブン ●ポプラ ●ローソン ●マクドナルド ●サイゼリヤ ●ガスト ●バーミヤン ●しゃぶ葉 ●ジョナサン ●夢庵 ●その他すかいらーくグループ飲食店 ●すき家 ●はま寿司 ●ココス ●ドトールコーヒーショップ ●エクセルシオール カフェ ●かっぱ寿司 など
決済方法 | 還元率 |
---|---|
カード差し込み決済 | 2.5% |
タッチ決済(カード現物をタッチ) | 5.0% |
Apple・Google Pay(スマホのタッチ決済) | 7.0% |
4.SBI証券口座でのクレカ積立が1.0%還元
三井住友カード ゴールド(NL)を利用してSBI証券口座でクレカ積立を行うと1.0%の還元が受けることができます。
1%でも十分な還元率なのですが、プラチナプリファードの場合は5%還元となるため、この点見劣りしてしまいます。(比較対象であるプラチナプリファードの還元率が驚異の5%還元と異常に高いだけなのですが。。)
プラチナプリファードのクレカ積立をもっと知りたい方はこちら。
三井住友カード プラチナプリファードの特徴
- 入会特典4万pt(一度っきり)
- 継続特典最大4万pt
- プリファードストア(特約店)の利用で最大+9%還元
- クレカ積立での還元率5.0%
- コンシェルジュサービス(VPCC)が利用できる
カードのデザインをもっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
1.入会特典4万pt(一度っきり)
三井住友カード プラチナプリファードは入会特典があります。入会月から3ヶ月後の月末までに40万円以上の利用を達成した場合、4万ポイント受け取ることができます。
つまり、この入会特典を受けとることができれば、初年度は年会費(33,000円)以上のポイント還元を受けることができるため実質的に初年度年会費は無料です。
なお、この入会キャンペーンと合わせてお得に受け取れる入会特典があります。コチラ↓(ページ内移動します)
2.継続特典最大4万pt
三井住友カード プラチナプリファードは前年の利用額が100万円を超えるごとに1万ポイントのボーナスポイントを受け取ることができます(最大4万ポイントまで)。
ここがゴールドNLとの大きな違いです。
ゴールドNLは年間100万円の利用額を達成した後、次の200万円使用でのボーナスポイントはなく、還元率のMAXは1.5%でその後使用するほど徐々に減少していく特徴がありました。
プラチナプリファードはこの点年間400万円使用までは、100万円利用を達成した後もボーナスポイントをもらうことができます。
3.プリファードストア(特約店)の利用で最大+9%還元
プリファードストアに加盟している80店以上ものサイトや店舗において、プラチナプリファードを利用することで通常の1%に加えて特約店のポイントが加算(最大+9%)されます。
4.クレカ積立で還元率5.0%
三井住友カード プラチナプリファードの最大のメリットはSBI証券でのクレカ積立で5.0%のポイント還元を受けれることにあります。
そのため、プラチナプリファードを発行する際は、このSBI証券のクレカ積立をするかどうかで年会費の元を取れるかどうかが大きく変わってきます。
仮に、クレカ積立の現時点における上限である毎月5万円の積み立てをしていた場合月2千5百ポイント、年間では3万ポイントがもらえます。
ゴールドNLではクレカ積立の還元率が1%のため、毎月5百ポイント、年間では6千ポイントであるため、年間2万4千ポイントの差が生まれます。
5.コンシェルジュサービス(VPCC)が利用できる
Visaが提供する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」を24時間365日利用することができます。レストランの予約案内やご旅行のサポートなど相談することができます。
これはゴールドNLにはない大きなメリットの1つといえるでしょう。
コスパの考え方でお金に対するコスパもあれば、時間に対するコスパ(タイムパフォーマンス)もあります。
コンシェルジュサービスを利用することで、例えば会食のお店選びをコンシェルジュにお任せし自分はその間別のことに時間を使うことができます。
VPCCの場合、業務の依頼を電話だけでなくLINEやメールで行うこともできるため、隙間時間の有効活用にはもってこいのサービスといえます。
結論:年間200万円以上利用する方は迷わずプラチナプリファード
ゴールド(NL)は年会費が5,500円であるため、ゴールドカードの中では高いわけではなく、また、年間100万円利用すると次年度以降の年会費が永久無料となります。 年会費無料でこれらの特典を受けられるのはお得といえます。
そして、プラチナプリファードは年会費が33,000円かかってしまうため、三井住友ゴールド(NL)と比較するとどうしても割高に見えてしまいます。 しかしながら、基本還元率が1.0%と高く、クレカ積立の還元率5.0%を限度額まで利用した場合は3万ポイントがもらえ年会費のほとんどをカバーできてしまいます。
年間200万円まで使用した場合、ゴールドNLはボーナスポイント1万ポイントに対して、プラチナプリファードは2万ポイントもらえます。この差は1万ポイントです。
さらにクレカ積立を限度額まで行っている場合、プラチナプリファードは5%還元であるため1%還元のゴールドNLよりも2万6千ポイント多くもらえます。
この2つを合計した3万6千ポイントはプラチナプリファードの会費33,000円を上回ります。
上記の計算に基本還元率1%(プラチナプリファード)と0.5%(ゴールドNL)の差は加味していないため、クレカ積立分を除いて年間200万円利用する方は迷わずプラチナプリファードがコスパ最強といえます。
また、プリファードストア(特約店)の存在も見逃せません。ホテル予約やふるさと納税に利用することでさらなるポイントの獲得が期待できます。
加えて、プラチナプリファードはゴールドNLにはないコンシェルジュサービス(VPCC)があるため、時間の節約という意味では非常に大きな役割を果たします。
年間200万円以上使用する方はプラチナプリファードをぜひ検討してみてください。
200万円以上の利用はプラチナプリファードで最適解との声も。
現在の日本でのペーパーアセット運用の最適解っぽいもの
— 信じる者達… (@hwedjdvhe) December 1, 2023
・SBI証券をメインで余剰資金は好みのインデックスに即変換
・年間200万円以上ならプラチナプリファード、それ以下ならゴールドNLとリクルート&エポスゴールドを組み合わせて決済
年間600万円以上ならオリーブプラチナも投入
貯めたVポイントの使い道はこちらの記事で詳細に解説しています。
利用額によって、どちらのカードがコスパに優れるのかが変わるのね。
自分でも年間どれくらいカードを利用しているか実際のところ把握していないなぁ。。。
年間カード利用額を一度集計してみて、プラチナプリファードかゴールドNLどちらがお得か考えてみよう!
ゴールドとの比較ではなく三井住友カードのプラチナプリファードとOliveフレキシブルペイのプラチナプリファードを比較したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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