色々なプラチナカードがあるけど、みんな年会費の元はとっているのかなぁ?
年会費は3万円台のものが多いようだね。。みんな損しているんじゃないのかな。。
年会費を上回る満足度を得られるのかについてまずは解説するね!
この記事のポイントです。
プラチナカードの年会費について元を取るには、会員特典をフルに活用することが大事となります。
①コンシェルジュサービス
②ホテル優待特典
③空港ラウンジや空港送迎サービス
一方で、海外旅行に行かないと上記②③を利用する機会が少なくなったなか、ポイント還元だけで年会費の元を取れるプラチナカード(三井住友プラチナプリファード)もあります。
【重要】クレカ積立の還元率改定について
プラチナプリファードのクレカ積立に係るポイント付与率は、従来は5%でしたが、2024年11月1日(金)の買い付け分以降に改定がされますのでご注意ください。
改定内容は次のとおりです。
・カード利用額が年間500万円以上の場合、ポイント付与率は3%
・カード利用額が年間300万円未満の場合、ポイント付与率は1%
(参考までに)この改定に伴って、管理人はアメリカン・エキスプレスのゴールドプリファードにメインカードを変更してるよ!
年間200万円以上利用かつカードの更新で高級ホテル1泊が無料がプレゼントされるのは良いなぁ。
あと、Amazonとヨドバシで3%還元もあるし、スターバックスカードへの入金で20%キャッシュバックもお得だね!
プラチナカードの年会費はどうやって元を取るのか
プラチナカードは年会費が発生する代わりに、様々な特典やサービスを提供してくれるクレジットカードです。
しかし、プラチナカードを持っているだけでは年会費の元を取ることはできません。
プラチナカードの特典やサービスを上手く活用することで、年会費以上のメリットを得ることができます。
では、どのようにプラチナカードを活用すれば、年会費の元を取ることができるのでしょうか?
ここでは、プラチナカードで損しない活用法について3つ紹介します。
その1 コンシェルジュサービスを利用する
プラチナカードの最大の魅力の一つが、コンシェルジュサービスです。
コンシェルジュサービスとは、プラチナカード会員専用の電話やメールで、旅行やレストラン、チケットなどの予約代行や、各種情報提供などを行ってくれるサービスです。
コンシェルジュサービスは、24時間365日で利用できる場合がほとんどです。
コンシェルジュサービスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 忙しい人や手間をかけたくない人にとって、予約や手配の手間がかからないのは非常に便利です。
- 自分では見つけられなかったお店や高級店などにも、上手に見つけてもらい予約できることがあります。
- 旅行先での観光スポットやイベント、現地の文化や習慣などの情報を教えてもらえます。
- トラブルや緊急事態に遭遇したときにも、コンシェルジュに相談できます。
コンシェルジュサービスは、プラチナカードの年会費に含まれているので追加料金はかかりません。
コンシェルジュサービスを利用する回数や内容によっては、年会費の元を取ることが十分にできます。
その2 ホテルやレストランの優待を利用する
プラチナカードには、ホテルやレストランの優待特典が付帯している場合があります。
ホテルやレストランの優待特典とは、プラチナカード会員に対して以下のようなサービスを提供してくれる特典です。
- ホテルの宿泊料金が割引される
- ホテルの客室がアップグレードされる
- ホテルの朝食が無料になる
- ホテルのスパやジムなどの施設が無料になる
- ホテルでのチェックインやチェックアウトの時間が優先される
- レストランでのコース料理が1名分無料になる
- レストランでの飲食代が割引される
- レストランでのウェルカムドリンクやデザートが無料になる
ホテルやレストランの優待特典は、プラチナカード会員専用の予約サイトやコンシェルジュサービスを通じて予約することで利用できます。
ホテルやレストランの優待特典を利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 旅行や出張などでホテルに泊まるときに、快適でお得に宿泊できます。
- 記念日や接待などでレストランに行くときに、高級でお得に食事できます。
- ホテルやレストランのサービスや雰囲気を楽しめます。
ホテルやレストランの優待特典は、プラチナカードの年会費に含まれているのでもちろん追加料金はかかりません。
ホテルやレストランの優待特典を利用する回数や内容によっては、年会費の元を取ることができます。
その3 空港ラウンジや空港送迎のサービスを利用する
プラチナカードには、空港ラウンジや空港送迎のサービスが付帯しています。
空港ラウンジや空港送迎のサービスとは、プラチナカード会員に対して、以下のようなサービスを提供してくれる特典です。
- 国内外の空港で、空港ラウンジを無料で利用できる
- 空港ラウンジでは、ドリンクや軽食、インターネットなどが無料で利用できる
- 空港ラウンジでは、シャワーやマッサージなどの施設も利用できる
- 空港ラウンジでは、フライトの案内や手荷物の預かりなどのサービスも受けられる
- 空港から自宅やホテルまで、リムジンやタクシーなどの送迎サービスを利用できる
- 送迎サービスは、一定の条件を満たすと無料で利用できる
空港ラウンジや空港送迎のサービスは、プラチナカード会員専用の予約サイトやコンシェルジュサービスを通じて利用できます。
空港ラウンジや空港送迎のサービスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 飛行機の出発や到着の待ち時間を快適に過ごせます。
- 飛行機の移動による疲れやストレスを軽減できます。
- 空港からの移動に時間や費用をかけなくて済みます。
空港ラウンジや空港送迎のサービスは、プラチナカードの年会費に含まれているので、追加料金はかかりません。
空港ラウンジや空港送迎のサービスを利用する回数や内容によっては、年会費の元を取ることができます。
ポイント特化型カードなら年会費の元を取ることも十分可能
円安で海外に遊びに行くにも最近はなんだか高くなったわね。。
プラチナカードならではの3つの使い方を挙げましたが、海外旅行に行く機会が減った方もいるかもしれません。
また、プラチナカードの年会費の元を取るにあたり、ホテル優待やラウンジ等のサービスではなく純粋にポイント還元でお得になりたいと感じる方もいます。
そんな方には、年会費3万円のプラチナカードの代表例である「三井住友カード プラチナプリファード」が参考となります。
ポイント還元だけでプラチナカードで損をしないことが本当にできるのか?プラチナプリファードの特典やポイント還元率、そして損益分岐点を解説します。
三井住友カード プラチナプリファードの特徴
三井住友カード プラチナプリファードは、三井住友カードが発行するVISAプラチナカードの一種です。
年会費は3万3,000円(税込)で三井住友カード プラチナの5万5,000円(税込)と比べると安価になっています。
しかし、その分、一部のプラチナカード特典が利用できないというデメリットもあります。
例えば、プライオリティ・パスは付属しておらず、国際空港のラウンジサービスを利用できません。
また、ホテルの優待特典もありません。
項目 | 特徴 |
---|---|
運営会社 | 三井住友カード株式会社 |
年会費 | 33,000円 |
基本還元率 | 1% |
クレカ積立 | 5%(SBI証券) |
特約店 | あり(+1~9%) ※詳細はこちらの記事参照 |
利用継続特典 | あり(100万円利用ごとに1万ポイント) ※最大400万円利用まで |
ポイントの種類 | Vポイント |
旅行傷害保険 | 国内:最大5,000万円 海外:最大5,000万円 ※どちらも利用付帯 |
ショッピング補償 | 年間500万円まで |
コンシェルジュサービス | あり(VPCC) ※詳細はこちらの記事参照 |
空港ラウンジ利用 | あり(国内主要空港) ※詳細はこちらの記事参照 |
ブランド | VISA ※マスターカードは選択不可 |
家族カード | 発行可能 (家族カードは年会費無料) |
インビテーション | 不要 |
対象者 | 安定収入のある20歳以上 |
プラチナプリファードの最大のメリットは、ポイント還元率が高いことです。
通常のカード利用で1%のポイントが付与されますが、特約店である「プリファードストア」で利用すると、さらに1%~9%のポイントが上乗せされます。
プリファードストアには、コンビニやカフェ、宿泊予約サイトなど、日常生活でよく使う店舗が多数含まれています。
また、SBI証券でのクレジットカード積立投資を利用すると、積立金額の5%のポイントが付与されます。
さらに、家族ポイントやVポイントアッププログラムなどと組み合わせることで、最大で20%のポイント還元率を実現できます。
家族ポイントの解説についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点
年会費3万円台のプラチナプリファードは、本当にお得なのでしょうか?
その答えを導き出すためには、損益分岐点を計算する必要があります。
プラチナプリファードの年会費は3万3,000円(税込)です。この年会費の元を取るためには、どのくらいのカード利用が必要なのでしょうか?
通常利用やクレカ積立等の200万円利用で平均還元率3.5%だったという口コミも
プラチナプリファード
— よしよし (@YOSH1yoshi) January 7, 2024
200万で約10万ポイント
年会費抜いても還元率3.5%
還元率を上げた要因
マイペイすリボ+0.5%
エクスペディア15%
クレカ積立3.3万/月
スーパー、ドラッグストア+1%
(コンビニ等6%はほぼ皆無)
最強のリクルートプラス+ゴールドNL
の組み合わせを超える還元率
乗換え成功!
「2023年のプラチナプリファード還元率はいくらになったかな〜? 3% くらいはいってるんじゃね?」と軽い気持ちで計算してたんですが、
— マツタケ (@matztake) January 2, 2024
5.3%
ごっ…!?
なにかの計算ミスでは???
上記のように、プラチナプリファードの場合、年間の還元率3%を超えることは難しくありません。
ここでは、例えば年間の平均還元率を3%と仮定して、損益分岐点を計算してみます。
年会費の元を取るためには、年間のポイント付与額が年会費以上になることとします。
つまり、以下の式が成り立てばよいということとなります。
・年間のカード利用額 × 年間の平均還元率 ≧ 年会費
この式を変形して、年間のカード利用額について解くと、以下のようになります。
・年間のカード利用額 ≧ 年会費 ÷ 年間の平均還元率
ここで、年会費は3万3,000円(税込)、年間の平均還元率は3%と仮定したので、代入して計算すると、以下のようになります。
・年間のカード利用額 ≧ 3万3,000円(税込) ÷ 0.03
・年間のカード利用額 ≧ 110万円
つまり、年間のカード利用額が110万円以上であれば、年会費3万3千円の元を取ることができるということです。これがプラチナプリファードの損益分岐点となります。
もちろん、年間の平均還元率が3%よりも高ければ、損益分岐点はもっと低くなります。
例えば、年間の平均還元率が5%であれば、損益分岐点は66万円になります。
逆に、年間の平均還元率が下限の1%とすれば、損益分岐点は330万円になります。
プラチナカードにもポイント獲得に特化したものがあるんだね。
ポイントだけで年会費の元を取るという発想はなかったわね。
プラチナプリファードにはコンシェルジュサービスはしっかり付いているので、その点は安心してね!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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