MENU
  • 会計寺子屋
    • 収益認識会計基準
    • 固定資産の減損
  • 税金寺子屋
  • 監査役寺子屋
  • 受験生寺子屋
  • 食レポ
    • スイーツ
    • パン
  • 耳より情報
    • 投資
      • 暗号資産
  • MENU
- 会計士にぼしの寺子屋 -
公認会計士ドットコム
  • 会計寺子屋
    • 収益認識会計基準
    • 固定資産の減損
  • 税金寺子屋
  • 監査役寺子屋
  • 受験生寺子屋
  • 食レポ
    • スイーツ
    • パン
  • 耳より情報
    • 投資
      • 暗号資産
  • MENU
公認会計士ドットコム
  • 会計寺子屋
    • 収益認識会計基準
    • 固定資産の減損
  • 税金寺子屋
  • 監査役寺子屋
  • 受験生寺子屋
  • 食レポ
    • スイーツ
    • パン
  • 耳より情報
    • 投資
      • 暗号資産
  • MENU
  1. ホーム
  2. 会計寺子屋
  3. 固定資産の減損
  4. 資産のグルーピングってどういうこと?減損会計の土台となるグルーピングについて解説!

資産のグルーピングってどういうこと?減損会計の土台となるグルーピングについて解説!

2022 8/30
会計寺子屋 固定資産の減損
2022年8月30日
えび

グルーピングって横文字だからイメージはしやすいけど、結局はなんだかわからないなぁ。

にぼし

減損会計の土台であるグルーピングについて解説するね!

ミネラル

減損会計のおさらいはコチラ。

★「兆候の判定」の巻
★「認識」の巻
★「測定の巻」

あわせて読みたい
業績が悪くなったら「共用資産」の減損にも気を付けよう! 兆候判定の巻 最近業績がどうも悪いんだよなぁ。。。 あら、えびくん、悪い業績が続くときは固定資産の減損処理を行うことが多いから気をつけてね。 ここでは、検討が漏れやすい本社…
あわせて読みたい
「共用資産」の減損は2通りのグルーピングがあることに留意! 認識の巻 あぁ、「兆候の判定」で兆候アリとなってしまった。。 そうなると、次は「認識」のステップに進むことになるよ!「兆候の判定」よりも少し難しくなるから覚悟しよう! …
あわせて読みたい
測定のステップでは割引計算を意識しよう。「共用資産」のケースを解説! 測定の巻 ようやくここまできたけど、「減損の兆候」と「認識」でボクはもう燃え尽きたよ。。 えびくん、「測定」までやらないと減損損失の金額は確定しないんだよ!残りの力を振…
目次

資産のグルーピングが減損会計のスタート地点

固定資産の使用により、キャッシュを生み出す最小の単位まで資産をまとめて考えることを「グルーピング」といいます。

グルーピングは減損の「兆候判定」「認識」「測定」の各ステップ全てにおいて関係していきます。

なぜなら、減損の判定ないし計算はグルーピングを基礎として行うためです。

そのため、グルーピングを行わないことには減損会計は始まらないといっても過言ではありません。

グルーピングのやり方

グルーピングを決定する際は以下の順番で決定します。

1.キャッシュを生み出す最小の単位かどうか

キャッシュを生み出す最小の単位かどうかにあたっては次の2つのポイントをクリアする必要があります。

①資産との対応関係

キャッシュを生み出している資産との対応関係を見ます。

例えば、以下のグルーピングが挙げられます。

賃料収入がある不動産である → 当該不動産ごと

製造されている製品  →  その製品の製造工場ごと

販売収入がある  →  当該店舗ごと

【一棟アパートや一棟マンションの場合はどうする?】

例えば、賃貸不動産などの 1 つの資産において、一棟の建物が複数の部屋単位に分割されて、継続的に収支の把握がなされている場合でも、通常はこの一棟の建物単位でのグルーピングとします。

②継続的な収支の把握

継続的に収支の把握がなされているものがグルーピングの単位を決定する基礎になります。

このため、収支の把握が、通常は行われていないが一時的に設定される単位について行われる場合(例えば、特殊原価調査)は該当しません。

収支は必ずしも企業の外部との間で直接的にキャッシュ・フローが生じている必要はなく、例えば、内部振替価額や共通費の配分額であっても、合理的なものであれば含まれます。

2.相互補完性があるか

「1.キャッシュを生み出す最小の単位か」の検討が終わった後にやることがあります。

それは「2.相互補完性を考慮」することです。

相互補完性があると判定された場合には、当該他の単位と一括してグルーピングを行います。

具体的には以下の要素について検討してみてください。

・製品やサービスの性質、市場などの類似性等によって、他の単位から生ずるキャッシュ・イン・フローと相互補完的かどうか

・当該単位を切り離したときには他の単位から生ずるキャッシュ・イン・フローに大きな影響を及ぼすと考えられるか

例えば、X 工場が独立的に原材料を外部から調達できずY工場に依存している場合などが相互補完性に該当します。

グルーピングの重要性

グルーピングは減損の要否を左右する重要な要素と言われています。それはなぜでしょうか。

例えば以下の固定資産があったとします。

グルーピング①固定資産の帳簿価格②将来キャッシュ・フロー②-①
資産A500400△100
資産B300600+300
合計8001,000+200

資産AとBを別個にグルーピングした場合は、資産Aは100の減損損失を計上することとなります。

一方で、資産AとBを一括してグルーピングした場合は、減損損失の計上はゼロとなります。

つまり、グルーピングを細かくすればするほど、減損損失を計上する可能性が高まります。

「将来キャッシュ・フロー > 帳簿価格」の資産グループと 「将来キャッシュ・フロー < 帳簿価格」 の資産グループで相殺された結果、減損損失が過少もしくは減損損失が計上されないリスクがあります。

そのため、会計基準ではグルーピングはキャッシュ・フローを生み出す最小の単位とされています。

グルーピングは慎重に検討しよう

えび

グルーピングはもうマルっと全社で一体化してしまいたいなぁ。。

にぼし

もちろん根拠があれば全社で一体のグルーピングでも大丈夫だよ!

今回の内容を吟味して、全社一体のグルーピングで本当にいいのか考えてみてね。

ミネラル

えびくんの性格からして、絶対吟味しなさそうだわね。。

会計寺子屋 固定資産の減損

コメント

コメントする コメントをキャンセル

CAPTCHA


最近の投稿
  • 新規に会社を取得した際の勘定科目は何になる?子会社株式なのか、投資有価証券なのか、関係会社株式なのか。
  • 製造間接費の配賦方法に関する分類方法3つについて解説!
  • 製造間接費ってどんなものがある?
  • 「売上原価」と「販管費」の区分判定について、判断基準をかんたん解説
  • 課税売上高1,000万円を超えて消費税「課税事業者」となった場合は何をすればいいの? 
カテゴリー
  • 会計寺子屋 (25)
    • 連結会計 (1)
    • 収益認識会計基準 (7)
    • 固定資産の減損 (6)
  • 税金寺子屋 (5)
  • 受験生寺子屋 (2)
  • 食レポ (5)
    • スイーツ (2)
    • パン (3)
  • 耳より情報 (11)
    • 投資 (9)
      • 暗号資産 (2)
アーカイブ
  • 2023年3月 (1)
  • 2023年2月 (1)
  • 2023年1月 (1)
  • 2022年12月 (1)
  • 2022年11月 (1)
  • 2022年10月 (1)
  • 2022年9月 (2)
  • 2022年8月 (7)
  • 2022年7月 (3)
  • 2022年6月 (1)
  • 2022年5月 (1)
  • 2022年3月 (1)
  • 2022年2月 (7)
  • 2022年1月 (1)
  • 2021年12月 (1)
  • 2021年11月 (4)
  • 2021年10月 (11)
  • 2021年9月 (3)
目次
閉じる