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製造間接費の配賦方法に関する分類方法3つについて解説!

2023 2/02
会計寺子屋
2023年2月2日
えび

前回の続きなんだけど、ハイフといわれても何をすればいいのかわからないよ。

ミネラル

製造間接費の内容はわかったけど、どんな方法でやればいいのかだわね。。

にぼし

配賦というのは、製品一つ一つにコストを付けていくことなんだけど、まずはどんな種類があるのか解説するね!cost

目次

分類その1 部門別計算を行うか

部門別計算を行うかどうかという分類方法により、製造間接費の配賦は以下の2つの方法に分けられます。

1-① 総括配賦

1ー② 部門別配賦

1ー① 総括配賦

総括配賦とは、費目別計算で把握した工場全体の製造間接費を適切な配賦基準(総括配賦率)によって各製品に配賦する方法です。

工場の規模が小さく部門別計算の必要性が乏しい場合に総括配賦は採用されますが、製造間接費配賦額の信頼性が低いという欠点があります。

1ー② 部門別配賦

部門別配賦とは、工場全体の製造間接費を各製造部門に集計した後に、部門別製造間接費を各製品に適切な配賦率を用いて配賦する方法です。

製造間接費を各製造部門に集計する際に部門別計算が行われます。

部門別配賦を行うことで、活動内容が異なる部門ごとの製造間接費を発生状況に合わせて、各製品に配賦することができます。

分類その2 配賦基準の使用方法をどうするか

製造間接費を各製品に配賦する場合、配賦基準の使用方法をどうするかを決定しなければなりません。

配賦基準の使用方法には、以下の3つがあります。

2ー① 一括配賦

2ー② 費目群別配賦

2ー③ 費目別配賦

2ー① 一括配賦

一括配賦は、製造間接費を単一の基準を使用して、一括で各製品に配賦する方法です。

一括配賦は、計算が簡略というメリットがあるものの、性格の異なる製造間接費を単一の基準で配賦すると計算の信頼性が損なわれる可能性があるという欠点があります。

2ー② 費目群別配賦

費目群別配賦は、製造間接費を固定費と変動費、材料関係と機械関係など、それぞれの費目群に合った配賦基準を設定して各製品に配賦する方法です。

費目ごとに分けることで、各費目の実態に応じた配賦計算をすることができます。

2ー③ 費目別配賦

費目別配賦は、製造間接費を費目別に配賦基準を設定して各製品に配賦する方法です。

計算に手間がかかる欠点があるものの、3つの中で最も理論的な配賦方法と言えます。

分類その3 どのように配賦率を算定するか

どのように配賦率を算定するかの分類方法からは、以下の2つの方法があります。

3ー① 実際配賦

3ー② 予定配賦

3ー③ 正常配賦

3ー① 実際配賦

実際配賦は、製造間接費の実際発生額から算定した実際配賦率を用いて各製品に製造間接費を配賦する方法です。

実際配賦率は、原価計算期間が終了した後に算定されます。

そのため、原価計算に関わる作業期間が比較的長くなる傾向にあります。

3ー② 予定配賦

予定配賦は、あらかじめ算定した予定配賦率を用いて各製品に製造間接費を配賦する方法です。

予定配賦率は、会計期間における予測値に基づいて算定される配賦率であり、実際配賦率を見積ることと意味は同じです。

予定配賦は、実際配賦と比べあらかじめ配賦率を設定しているため、原価計算に関わる作業期間が比較的短くなる傾向にあります。

ただし、実際配賦率と大きな乖離が生じている場合、配賦計算が実態を反映していないという欠点があります。

3ー③ 正常配賦

予定配賦率に似た配賦率に正常配賦率というものがあります。

正常配賦率は、予定配賦とほとんど同じなのですが異なる点として、実際配賦率は長期の見積りから算定した配賦率となります。

予定配賦率が短期の見積りであり計算の迅速性を重視しているのに対して、正常配賦率は長期的視点から操業度の変動によるブレを除去しており、配賦額の正常性を重視していることから正常配賦といわれています。

分類方法3つの観点から、どの方法が合っているのかを選択しよう

上記の3つの観点について、どの方法を選ぶのかは会社ないし自身で決定しなければなりません。

適切かつ緻密に計算しようとすると計算の手間がかかってしまうため、バランスを考えながら自社の状況に応じて選択しましょう。

ミネラル

配賦計算にもいろいろと種類があるのね。

えび

なるべくラクな方法がいいなぁ。

にぼし

ラクな方法で実態を表す配賦計算ができるならいいけど、実態から大きな乖離が発生しているのなら本末転倒だから気を付けてね!

会計寺子屋

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